
学ぶ
なぜインフラの老朽化は起こるの?日本の現状と私たちが持つべき意識を有識者に訊く
いつも通る道路や橋、毎日使う水道や電気、インターネットなど、私たちの日常に当たり前にある設備。それらがないと社会や生活が成り立たないものを「インフラ」と呼びます。日本では、高度経済成長期(1955年頃~1972年頃)に整備されたインフラが多いことが要因となり、近年各地のインフラが老朽化しています。それにより、大きな損傷に気づかず事故につながったり、自然災害で橋が崩れたり、私たちの生活に大きな影響を与えることも。いま、インフラ整備の加速が求められています。地域課題や暮らしにまつわる疑問について探求する連載「なぜ?の真相究明所」。今回は「インフラ老朽化」をテーマに日本の現状や課題を、東京大学生産技術研究所の水谷司准教授に詳しく解説していただきます。